慰謝料算定のための理論を徹底解明する実務書です。
執筆は、各分野ごとに専門の学者の手によっており、弁護士、裁判官などの法律家にとっての必読の1冊です。
長くご好評をいただいている『慰謝料算定の実務』(平成14年発刊)の姉妹図書です。
交通事故、医療事故、名誉毀損、プライバシー侵害、労働関係、学校事故、いじめ、離婚等、公害・薬害、工作物・営造物、各種経済取引、ハラスメント、犯罪行為、公権力の不当行使、物の毀損、ペットに対する侵害、専門家責任等々、あらゆる分野の慰謝料についての最新の傾向と対策を解説し、その算定のための理論を提示した画期的内容となっています。
「慰謝料」をめぐる状況は、近年大きく様変わりしており、裁判では認容額の多額化が目立つようになりました。
示談・和解等においても法律家の腕の見せどころである慰謝料関係争訟を扱うにあたって、理論の理解は必須です!
目次
1 総論
2 交通事故
3 医療事故
4 名誉毀損・プライバシーの侵害
5 労働関係
6 学校事故
7 離婚・不貞行為等
8 公害・薬害
9 工作物・営造物
10 消費者契約・金融取引
11 ハラスメント
12 刑事問題
13 その他の諸問題
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編者等紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
齋藤修…さいとう・おさむ/兵庫県立大学経営学部教授、法学博士
藤村和夫…ふじむら・かずお/筑波大学法科大学院教授、法学博士
手嶋豊…てじま・ゆたか/神戸大学大学院法学研究科教授
升田純…ますだ・じゅん/中央大学法科大学院教授、弁護士
櫻庭涼子…さくらば・りょうこ/神戸大学大学院法学研究科准教授、法学博士
青野博之…あおの・ひろゆき/駒沢大学大学院法曹養成研究科教授
田中通裕…たなか・みちひろ/関西学院大学法学部教授、法学博士
神戸秀彦…かんべ・ひでひこ/関西学院大学大学院司法研究科教授
草薙真一…くさなぎ・しんいち/兵庫県立大学経済学部教授
柏木信一…かしわぎ・しんいち/広島修道大学商学部准教授
吉川英一郎…よしかわ・えいいちろう/大阪学院大学大学院法務研究科教授、博士(国際公共政策)