住民による行政のチェック機能としてすっかり定着した情報公開制度。
開示、非開示をめぐって日々蓄積される裁判例を、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」の条文ごとに、分類・整理し、簡潔な要旨を付けて収録。
法令では、不開示事由等の規定においても抽象的な文言とならざるを得ないことから、正確な制度の運用・解釈を行っていく上で、裁判例の収集、読み込みは必要不可欠。
実務を考慮した編成、簡潔な要旨、必要最低限の判決文収録、本書があれば、万全です。
目次
1 総則
目的/定義
2 行政文書の開示
開示請求権/行政機関の開示義務/不開示情報/ほか
3 不服申立て
不服申立てに関する手続/ほか
4 補則
行政文書の管理/関係法律との調整/ほか
5 行政事件訴訟等の一般的問題
法律上の訴訟/当事者能力/取消判決の拘束力/ほか
・裁判年月日別索引