教育ニュース

 働き方改革の要は副校長・教頭
~全公教、勤務実態を中教審特別部会に報告~

 5月18日、中央教育審議会・学校における働き方改革特別部会(第13回)が開催された。学校の組織運営の在り方が主な議題。全国公立学校教頭会が資料を提出し、学校組織の見直しを求めた。

 具体的な方策として挙げられたのは「副校長・教頭の複数配置」「主幹教諭の充実」「事務職員の充実」「サポートスタッフの充実」だが、これらスタッフの管理・調整は副校長や教頭の業務となる。

 同会の最新調査によれば、勤務時間が1日12時間以上、ひと月240時間以上の副校長・教頭が8割にのぼるという。すでに副校長・教 頭の勤務状況は厚生労働省が示す過労死ラインを超えており、“学校の働き方改革”が結果的に新たな負担増を招くことがないよう、プラス・マイナスを考慮した全体的視点からの運営体制見直しを訴えた。

 

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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/siryo/1405285.htm




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