教育ニュース

「要録」新様式、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を明記
~幼稚園、保育所、幼保連携型認定こども園~

 3月30日、文部科学省、厚生労働省、内閣府は、「幼稚園幼児指導要録」「保育所児童保育要録」「幼保連携型認定こども園園児指導要録」
の新しい参考様式と作成にあたっての留意事項を各都道府県の教育委員会、民生主管部局等に通知した。

 これら「要録」の改善は、4月1日施行の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領(以下、教育要領
等)の内容と連動して行われたもので、平成30年度からの適用となる。

 最大の変更点は、それぞれの様式において、幼児の指導に際して考慮すべき点として教育要領等で示された「幼児期の終わりまでに育
ってほしい姿」が明記された点だ。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、5歳児修了段階における幼児の具体的な10の姿として
示されており、就学前後をつなぐ、子どもの発達を捉える幼保小共通の視点としての役割が期待されている。

 通知では「最終年度の記入に当たっては、特に小学校等における児童の指導に生かされるよう(略)『幼児期の終わりまでに育ってほし
い姿』を活用して幼児に育まれている資質・能力を捉え、指導の過程と育ちつつある姿を分かりやすく記入する」ことが示された。

 

 ▽さらに詳しい内容はこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1403169.htm




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