教育ニュース

高等学校学習指導要領改訂案公表 3月下旬告示へ

 2月14日、文部科学省は2022年度(現在〔2017年度〕の小学5年生が高等学校に入学する年度)から施行される高等学校学習指導要領の改訂案を公表した。

 案では、先に改訂が行われた小学校、中学校、特別支援学校の各学習指導要領と同様に、育成を目指す資質・能力を明確化した上で教科・科目構成や教育内容を改善するとともに、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」を強調している。主なポイントは次のとおり。

○教科・科目構成の改善(国語科の科目再編:「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」、地理歴史科「歴史総合」「地理総合」の新設、公民科「公共」の新設)
〇言語能力の確実な育成
〇理数教育の充実
〇伝統や文化に関する教育の充実
〇道徳教育の充実
〇外国語教育の充実
〇職業教育の充実 など。

 改訂案に対するパブリックコメント(一般からの意見募集手続)は3月15日まで実施中。その結果を踏まえた上で、3月下旬、次期高等学校学習指導要領が告示される予定だ。





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