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平成29年度「運動部活動等に関する実態 調査」集計結果(速報値)を公表(スポーツ庁)

 スポーツ庁は11月17日、平成29年度「運動部活動等に関する実態調査」集計結果(速報値)を公表した。
 同調査の目的は、生徒の健全な成長の促進や教員の業務負担軽減の観点から、運動部活動の運営の適正化に向けて検討を行うため、運動部活動等の活動実態や教員、生徒、保護者等の意識を把握すること。

 全国の公私立の中学・高等学校845校を対象に、校長・教員・部活動指導者・生徒・保護者それぞれに調査を行った。

  調査結果によると、複数回答による部活動に関する悩みとしては、公立中学校長の「顧問教員の負担軽減」が79.5%。公立高等学校でも79.2%と、共に8割近い結果となった。同じく運動部の主担当顧問教員では、「校務が忙しくて思うように指導できない」、「自身の指導力不足」、「校務との両立に限界を感じる」、「自身の心身の疲労・休息不足」、「自身のワークライフバランス」と回答した割合がいずれも4~5割程度となっている。

 また、運動部生徒の保護者が、部活動に関する悩みについて、「学業との両立」と答えた割合は3~4割程度、「特段の課題や悩みはない」と答えた割合は3割弱であった。

 ▽さらに詳しい内容はこちら
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/shiryo/1398467.htm




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