教育ニュース

学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議の最終まとめが発表

 8月2日、学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議の最終まとめが発表された。概要は次のとおり。

 今年3月31日に公示された新小学校学習指導要領、新中学校学習指導要領では、総則において、ICT環境を整備する必要性が規定された。つまり、日常的にICTを活用する世の中にあって、学校生活や学習においても、ICTを活用できる環境を整備していくことが、子どもたちが社会で生きていくために必要な資質・能力を育むうえで重要であると位置づけられたと言うことができる。
今後の課題としては、ICT機器等のハード面やソフト面について、壊れないこと等を過度に求めた場合、調達及び管理運用コストが上がり、かえって学校のICT環境整備が進まなくなる可能性がある。そのため、より多くの児童生徒がICTを活用した学習活動を行うことを優先し、一定の不具合が生じる可能性を考慮しながら、低価格の学習者用コンピュータをより多く購入するなど、発想の転換を図ることも重要だとした。

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http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/037/


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