石原信雄回顧談 一官僚の矜持と苦節

自治官僚として今日の地方財政制度の基盤を築き、 内閣官房副長官として7人の内閣総理大臣に仕えた石原信雄氏の足跡!


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石原信雄(いしはら・のぶお)一般財団法人地方自治研究機構会長大正15年11月(24日)群馬県佐波郡剛志村で、農家の長男として生まれる昭和8年4月尋常小学校入学15年4月旧制太田中学校入学20年4月桐生高等工業学校入学21年4月旧制第二高等学校入学24年4月東京大学法学部入学26年10月6級職国家公務員採用試験合格、地方公務員幹部候補者採用試験合格27年3月東京大学法学部政治学科卒業4月地方自治庁入庁、茨城県総務部総務課事務吏員となる9月茨城県総務部文書課兼務11月茨城県人事委員会事務局兼務28年2月茨城県知事室秘書課兼務7月自治庁財政部財政課31年8月鹿児島県総務部広報文書課長34年1月鹿児島県総務部財政課長35年6月自治庁財政局財政課課長補佐7月自治庁から自治省へ36年2月自治省財政局交付税課兼務42年4月岡山県商工部長8月岡山県企画部長43年12月岡山県総務部長45年11月自治省税務局市町村税課長47年4月自治省財政局地方債課長48年8月自治省財政局財政課長51年11月自治省大臣官房審議官(財政担当)54年10月自治省税務局長56年6月自治省大臣官房長57年7月自治省財政局長59年7月自治省事務次官61年7月退官(34年間在職)8月財団法人地方自治情報センター理事長62年7月竹下内閣の内閣官房副長官(事務)に就任平成7年2月内閣官房副長官退任(在任約7年3か月、2,668日)。東京都知事選に出馬の意向を固める。4月東京都知事選挙に立候補、落選8年4月財団法人地方自治研究機構理事長(平成18年から会長、現在に至る)12年5月勲一等旭日大綬章受章


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