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国文学 解釈と鑑賞 2011年8月号 特集:平安朝文学史の輪郭

編著者名
至文堂/制作
判型
A5
商品形態
雑誌
雑誌コード
13723-08
図書コード
4100020-11-081
ISBNコード
発行年月
2011/07
販売価格
1,749 円(税込み)

内容


昭和11年(1936)創刊。上代から近・現代文学まで、文芸評論を掲載することで、その時代の文学・文藝の水準の標となっています。研究者における、参考・引用文献としても多く活用されています。


【特集:平安朝文学史の輪郭】

平安朝文学は、古今集・伊勢・竹取・宇津保・源氏・枕草子といった極めて豪華な花を咲かせました。そのため我々はその花の観賞に忙しく、四〇〇年という長い年月の間にこの文学がどんな環境でどのように根を張り幹と枝を成長させ、花が散ったあと次の花を咲かせるためにどのような準備を行なっていったかを総合的に捉える視座をあまり持ちませんでした。
本特集は、隣接する時代・空間・領域との接点で何が起こっているかに注目して、平安朝文学の全体の動きをダイナミックに捉えようとするものであり、同時に文学史の新たな方法を模索するものであります。


●総論
・平安朝文学の始発と終焉
 /名古屋大学教授――高橋亨
・平安朝漢文学史の輪郭――詩序を例として
 /成城大学教授 後藤昭雄

●上代文学史との接点
万葉仮名の展開――平安時代の万葉仮名を中心に
 /聖心女子大学非常勤講師 梅村玲美
・仮名散文の創出――古今集仮名序をめぐって
 /信州大学人文学部教授 渡辺秀夫
・『新撰万葉集』の成立と意義
 /京都女子大学教授 新間一美

●中世文学史との接点
・歌枕の変容――駒迎と羈旅
 /東京大学史料編纂所学術支援専門職員 木村尚志
・『大鏡』に始まるもの――『今鏡』『無名草子』を中心として
 /お茶の水女子大学非常勤講師 桜井宏徳

●アジア文化史との接点
・渤海使と平安朝文学――『うつほ物語』の「高麗人」と「おほやけ」
 /早稲田大学教授 陣野英則
・アジアの中の源氏物語
 /東京学芸大学教授 河添房江
・古今和歌集と中国文学
 /國學院大學教授 辰巳正明
・『うつほ物語』とユーラシア文化
 /聖徳大学短期大学部准教授 正道寺康子

●芸能史との接点
・催馬楽を歌う人々
 /慶應義塾大学教授 藤原茂樹
・覚醒としての〈楽〉――『うつほ物語』の「胡笳の調べ」、あるいは「幸福の護符」の物語
 /明星大学教授 上原作和
・『梁塵秘抄』の声と身体
 /獨協大学非常勤講師 馬場光子
・『新猿楽記』と貴族層の宴と雑芸
 /埼玉学園大学教授 服藤早苗

●宗教史との接点
・『竹取物語』と神道
 /東京大学史料編纂所教授 保立道久
・平安朝文学に見る神仏隔離
 /北九州市立大学教授 佐藤眞人
・平安朝の漢詩文と道教的医方書――『医心方』房内篇所引の房中関係書を中心に
 /東京成徳大学教授 増尾伸一郎
・平安朝文学と賀茂信仰――文芸と祈りの交点から見る
 /東京家政学院大学 井上眞弓

●文学史・文学史理論を読む
・折口信夫『日本文学の発生 序説』
 /慶應義塾大学非常勤講師 伊藤好英
・H・R・ヤウス『挑発としての文学史』――源氏物語、嘉吉乱鵜飼、トロツキー
 /青山学院女子短期大学教授 小林正明

●平安朝文学の世界への発信
・アジア圏
 /明星大学兼任講師 関口崇史
・欧米圏
 /跡見学園女子大学兼任講師・フェリス女学院大学非常勤講師 三村友希

●新刊紹介
・川名 登著『評伝 赤松宗旦――「利根川図志」が出来るまで』
 /早稲田大学名誉教授 杉本つとむ
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【連載】
・『注解 色道大鏡』巻第二・寛文格
 /立教大学名誉教授、立教新座中学校・高等学校校長 渡辺憲司



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