子どもの「表現する力」をのばすためには何が必要なのか、子どもたちの身体を使った遊びから保育の第一人者たちが説いていきます。
【本書の特長】
・保育所保育指針、幼稚園教育要領等で示されている成長目標の一つである「表現」について、概説から授業での実践までを解説!
・イラストをまじえて、見やすく掲載! イラストを豊富に使った見やすい構成で、実際の授業でもすぐに使えるものとなっています。
第1章から第4章までは、表現の概要や子どもの身体の成長過程を踏まえて子どもがどのように表現活動をしていくのがよいのかを解説しています。
第5章、第6章では1章から4章の内容を受けて、実際に授業で使えるように、授業案の方式となっています。
どのように子どもに声かけをしてあげるとよいのか、また動きや踊りはどのようにするのか。
実際の会話や歌の歌詞に沿ってイラストや楽譜を入れながら提示をしているので、よりイメージがしやすくなっています。
著者陣は全員子育て経験のあるベテラン教師で、また200以上のイラストによって見やすさも可愛らしさも倍増!
保育園や幼稚園の先生等の現場の先生方、また保育に携わる方に広く利用していただける1冊です。
目次
1 表現のとらえ方
1 表現の意味
2 表現と感性
3 表現と創造性
4 現代社会における乳幼児と表現
5 幼児教育・保育と表現
2 子どもの発育・発達と表現
1 子どもの発達の特徴
2 発達と表現
3 動きの獲得時期と適する題材
3 子どもの身体表現
1 表現と動き
2 身体表現の指導内容と段階
3 身体表現の活動内容
4 身体表現における指導の援助と配慮
4 子どもの身体表現を引き出す環境
1 子どもと環境
5 楽しい身体表現遊び
1 歌遊び・手遊びから身体表現へ
2 身近にある素材から身体表現
3 生活・体験から身体表現へ
4 空想・物語の世界から身体表現遊びへ
6 身体表現遊びを発表の場へ
事例1 「さつまのおいも」
事例2 「そらいろのたね」
事例3 「みんないきてるよ」
・附録
幼稚園教育要領(抄)
保育所保育指針(抄)
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共著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
青木理子…あおき・りこ/尚絅短期大学准教授
青山優子…あおやま・ゆうこ/九州女子大学教授
井上勝子…いのうえ・かつこ/熊本学園大学名誉教授
小川鮎子…おがわ・あゆこ/佐賀女子短期大学教授
小松恵理子…こまつ・えりこ/鹿児島女子短期大学准教授
下釜綾子…しもがま・あやこ/長崎女子短期大学准教授
高原和子…たかはら・かずこ/福岡女学院准教授
瀧信子…たき・のぶこ/福岡こども短期大学教授
宮嶋郁恵…みやじま・いくえ/福岡女子短期大学准教授