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国文学 解釈と鑑賞 2010年9月号 特集:<終わり>を読む――近現代文学篇

編著者名
至文堂/制作
判型
A5
商品形態
雑誌
雑誌コード
13723-09
図書コード
4100020-10-091
ISBNコード
発行年月
2010/08
販売価格
1,749 円(税込み)

内容


昭和11年(1936)創刊。上代から近・現代文学まで、文芸評論を掲載することで、その時代の文学・文藝の水準の標となっています。研究者における、参考・引用文献としても多く活用されています。


【特集:<終わり>を読む――近現代文学篇】

作品世界の意味を最終的に決定する、作品の終結――【終わり】。
その【終わり】のあり方は、古典文学と近現代文学とでは異なった様相が見られなくもありません。
近現代文学の作品には、欧米の作品あるいは文芸理論・批評理論の影響を受けて書かれたものも少なくありません。
【終わり】のあり方も、先行文芸の話型・範型を受け継いで成立していることも多い古典文学とは同じではないでしょう。
作品のさまざまな【終わり】から、近代・現代なるもの、そしてそれを形成したものが見えてくるかもしれません。

●はじめに
 ・【開かれた結末】【閉じられた結末】の二元論をこえて
  /和洋女子大学教授 仁平道明

●【終わり】を読む
 ・流れ去る【浮雲】
  /学習院大学名誉教授 十川信介
 ・愛の悲劇――「舞姫」の結末
  /宮城教育大学教授 渡辺善雄
 ・結びの美学とジェンダー――「にごりえ」の場合
  /亜細亜大学教授 関礼子
 ・尾崎紅葉『金色夜叉』――未完をめぐって
  /和洋女子大学教授 木谷喜美枝
 ・終わることの快楽――『三四郎』
  /早稲田大学教授 石原千秋
 ・亡児追悼――『一握の砂』の終幕
  /東京都立産業技術高等専門学校准教授 河野有時
 ・下人の物語の始まりと終わり――芥川龍之介「羅生門」
  /大阪大学教授 清水康次
 ・宮澤賢治「銀河鉄道の夜」のふたつの【終わり】――ザネリのために
  /北海道大学准教授 押野武志
 ・二つの「終わり」――島崎藤村『夜明け前』
  /シカゴ大学準教授 マイケル・ボーダッシュ
 ・終わりを読む――「雪国」の場合
  /成蹊大学名誉教授 羽鳥徹哉
 ・「暗夜行路」――夫婦和解と新たな行路へ
  /長栄大学教授 米山禎一
 ・坂口安吾「桜の森の満開の下」の【終わり】
  /中央大学兼任講師 原卓史
 ・『人間失格』の機構
  /東京大学教授 安藤宏
 ・放火という無駄事――『金閣寺』の終わりかた
  /日本学術振興会特別研究員 梶尾文武
 ・火葬される「書記」の死――大江健三郎「飼育」における戦争
  /東北大学大学院生 高橋由貴
 ・『沈黙』の終わりをどう読むか――闘う作家遠藤周作をめぐって
  /梅光学院大学特任教授 佐藤泰正
 ・逃亡からの逃亡――『砂の女』の【終わり】
  /和洋女子大学教授 三浦俊彦
 ・澁澤龍彦『高丘親王航海記』の【終わり】は何に基づいて書かれたか
  /熊本大学准教授 跡上史郎
 ・あらゆるものは通りすぎる――村上春樹『風の歌を聴け』の終わらない【終わり】
  /駒澤大学教授 勝原晴希


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●新刊紹介
 ・柘植光彦著『村上春樹の秘密 ゼロからわかる作品と人生』
  /札幌大学教授 山崎眞紀子

●連載
 ・『注解 色道大鏡』巻第二・寛文格(2)
  /立教大学名誉教授 渡辺憲司
 ・西鶴、平山藤五の言語宇宙(21)――譬喩・諺の世界をさぐる(11)
  /早稲田大学名誉教授 杉本つとむ

●本・人・出版社
 ・山本健吉の『私小説作家論』(実業之日本社刊)
  /早稲田大学名誉教授 紅野敏郎





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