「理科教育の充実」は、新学習指導要領の大きな柱の一つです。
教える内容・時間ともに増加しており、学校現場からは「新しい教材」が求められています。
本書では、「デジタル教材」を活用した効果的な授業づくりのモデルプランを紹介します。
理科教育に苦手意識を感じる教員が多いと指摘される中、即活用できる内容です。
実際に授業で使った教員によるコメントも掲載しています。
また、電子黒板等での効果的な活用方法も解説しています。
※本書で取り上げているデジタル教材は、(独)科学技術振興機構がウェブ上で展開している「理科ねっとわーく」に掲載のものです。
この教材を授業で使用するためには利用登録が必要となっており、2010年2月現在、登録者数は5万人を超えています。
目次
・理論編
総論/デジタル教材活用の視点/ICT活用の視点
・実践編
小・中・高の実践のモデルプランを、50紹介
・教材編
(独)科学技術振興機構提供のデジタル教材「理科ねっとわーく」を紹介。
総計116のデジタル教材をオールカラーで紹介
実際に授業で使った教師のコメントを入れ、より具体的な内容となっています
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
中川一史…なかがわ・ひとし/放送大学ICT活用・遠隔教育センター教授
村井万寿夫…むらい・ますお/金沢星陵大学人間科学部教授