お客様各位 月刊誌『国語と国文学』発行元変更のお知らせ
【特集:王朝物語の研究】
●物語文学誕生前史
/吉田幹生
●作り物語のエレメント
/加藤昌嘉
●『うつほ物語』の異国意識と唐物
/河添房江
●影見ぬ三つの瀬―『源氏物語』と三途の川の俗信―
/今井上
●『源氏物語』第二部論序章――編年的時間認識と書くことの論理の抬頭
/神田龍身
●『源氏物語』総角巻の「罪」と<仏教>
/松岡智之
●中唐白居易の文学と『源氏物語』―諷諭詩と感傷詩の受容について―
/長瀬由美
●「廿巻本『源氏物語絵巻』」詞書の本文史―「<摂関家伝領本>群」と別本三分類案鼎立のために―
/上原作和
●フランクフルト本『源氏狭衣歌合絵巻』について
/高橋亨
●まことの契り・まことならぬ契り―『今とりかへばや』における『浜松中納言物語』引用―
/星山健
●江戸時代中期における物語の流布と享受――『とりかへばや』を例として―
/西本寮子
●中古最末期物語における女と男の<見る>力―『在明の別』『松浦宮物語』をめぐって―
/萩野敦子
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●書評
・大浦誠士著『万葉集の様式と表現――伝達可能な造形としての<心>』
/影山尚之
・冨田和子著『尾張狂俳の研究』
/早川由美
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●新刊紹介