
地域活性化へ向けた取組みとして“地域ブランド”が注目を集めており、
各地で自治体、事業者、商工会・商工会議所等が一体となり、
地域資源を活かした新商品や観光資源の開発を模索しています。
しかしながら、自治体や中小企業者の中には、地域ブランドについて
「有効なマーケティング活動が行えない」
「消費者ニーズに適した商品が開発できない」
「類似商品との差別化は?」
「どうすれば消費者の心を捉えられるのか」
などの理由で取組みが遅れているのが現状です。
本書は、これまで全国70ヵ所近い地域ブランド事例を実地に調査・研究し、
実用的な視点から地域マネジメント手法を検証してきた著者が、
その経験をもとに地域ブランドを成功に導くための
真に役立つノウハウを提案・解説するもの。
地域と企業の強みを「魅力」に変えるための指南書の決定版です。
目次
1 理論・読解編
なぜ今、ブランドが注目されるのか?
“まち”(ブランドとしての)とは何か?
ブランド・マネジメントとは何か?
なぜその“まち”は活気がないのか?
2 実務・事例編
地域マネジメント実務(1)“まち”の開発
地域マネジメント実務(2)“まち”の活性化
著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
二村宏志…ふたむら・ひろし/ブランド戦略コンサルタント、薫習房(くんじゅうぼう)代表