
日弁連は、依頼者にとって高すぎる弁護士報酬をあらためるべく、報酬規程を廃止しました。
それに伴い報酬の算定は、各弁護士の裁量に任されることになりましたが、依頼者に「報酬の目安」を提示する必要性が高まっています。
本書は、まず報酬の考え方を提示し、それに沿って適正な報酬範囲を示します。
さらに、日弁連が弁護士と有識者向けに行った旧報酬規程に基づくアンケート結果を引用し、様々な案件ごと例示しながらQ&A方式でわかりやすく解説を行います。
新報酬基準(案)と使用頻度の高い書式をCD-ROMに収録し、活用の便を図っています。
目次
1 総論
2 弁護士報酬Q&A
総則/弁護士報酬の種類/報酬の支払等/民事事件/刑事事件
・資料編