自治体×ベンダー 自治体システム導入の「そういうことだったのか」会議 ―ウチのシステムは使えないと言われるのはなぜ？

行政のデジタル化やシステム導入について
自治体情報システム部門5名（発注側）×ベンダー2社（受注側）で話し合ってみた！

「行政DX、自治体DXに必要なものって？」
「“使える”サービスとシステムをつくるためには？」
デジタル化プロジェクトは難所難関が立ちはだかるもの。発注側・受注側の垣根を超えて、パートナー関係で協働しなければ成功に近づきません。

待ったなしの「行政のデジタル化」。とりわけ市民の利便性にかかわるこの重要なプロジェクトを実現させるべく、行政のデジタル化を最前線で牽引する現役自治体職員(発注側)と民間事業者(受注側)が「ズバリ言います」な誌上座談会で直接討論。

システムを超越した議論までも読みごたえたっぷりの
世にも楽しい「行政のデジタル化」本の登場！
新任者にも役立つ、ITシステム用語&行政用語のざっくり解説つき！

こんなことがわかる！
◆自治体のシステム標準化に向けて備えておくべきことは？
◆自治体職員は民間事業者のこんなところを見ている！
◆民間事業者は自治体担当者のこんなところを見ている！
◆民間事業者は自治体の訪問先の見つけ方のコツ
◆発注側の担当者は推進力さえあればいい
◆自治体情報システム部門(情シス)の動き方
◆システム更改、システム移行の際の重要な視点
◆情シスがカスタマイズ抑止とテストの重要性を訴える背景
◆自治体DXのための人材育成はどうすればいい？
◆情シスは将来どんな役割に変わるのか？

こんな読者に！
◆自治体情シス部門の人・新任者
◆自治体でシステムを使う部署の人・新任者
◆ITシステム系企業で働く人
◆自治体と仕事をしたい（している）民間企業で働く人

(紹介動画 0分18秒)

はじめに

イントロダクション　自治体情シスエレジー

「そういうことだったのか会議」メンバー紹介

プロローグ　ベンダーが自治体に訪問に行くまで
一目置くベンダーの営業はココが違う／自治体職員がベンダーを見る視点／
ベンダーの営業、自治体の訪ね先がわからない問題／ベンダーが求める自治体担当者像とキーマン／
自治体担当者の知識ってどこまで必要？
CHAPTER１　自治体情シスの立ち回り方
情シスの一番のがんばりどころ／カスタマイズ要求をどう抑制するか／
システムを選ぶ視点、システム導入時の調達の方法／自治体には業務フロー図がない！／情シスの役割とは
CHAPTER２　プロジェクト立ち上げとベンダーとの関係
プロジェクトをリードするのはどっち？／あるべきプロジェクトマネージャーの姿とは／
ベンダーががんばるフェーズ／行政のデジタル化、現状の問題／これは失敗するな…と感じるとき／
予算項目と契約、どうしてる？
CHAPTER３　本稼働前は危険がいっぱい
ユーザーテストの重要性／テストで障害が見つかったとき／本稼働のときの大切な着眼点／
ここでわかるシステム移行時の障害／使わなくなったシステムはどうする？／運用フェーズに入ったら
CHAPTER４　システムから見えてきたこれからの課題
今後の調達を考えてみた／自治体職員よ、外に出よう／迫る自治体の課題と若手の育成／
2020年コロナ禍で変わったこと／システムを動かす職員のマインドを変えよう
エピローグ　自治体ＤＸの実現に向けて
情シスも役所のシステムも進化させよう／どうする？自治体DX人材／まずは最強の〝武器〟から
おわりに

NPO法人デジタルガバメントラボ
自治体におけるデジタルガバメントの実現を目指して、官民問わず広く共創するための枠組みとして活動している。また、活動を通じて、得たノウハウや研究成果の横展開を、社会実装へとつなげるべく、意欲ある団体や職員に展開している。