平成  年(ラ許)第  号 許可抗告申立て事件 申 立 人 〇 〇 〇 〇 相 手 方 〇 〇 〇 〇    抗 告 許 可 申 立 て 理 由 書                       平成  年  月  日   〇〇高等裁判所第〇民事部 御中            申立人代理人弁護士  ○   ○   ○   ○ 印  頭書の事件について,申立人は,次のとおり抗告許可申立て理由を提出する。 抗告許可申立て理由 1 原決定は,……として,民事訴訟法17条による移送は認められないとした。   しかしながら,上記判断は,最高裁平成  年(オ)第〇〇号同  年  月  日第一小法廷判決・民集〇巻〇号〇頁と相反するほか,〇〇簡易裁判所において陳述擬制,電話会議等の審理手続が可能であること,申立人が同裁判所に出頭する負担,基本事件の進行状況などからすると,同条による移送を認めなかったのは,同条の解釈を逸脱しているというほかない。 2 以上によると,原決定は,上記判例と相反する判断があるほか,法令の解釈に関する重要な事項を含むと認められるから,本件抗告は許可されるべきである。 附 属 書 類 1 抗告許可申立て理由書副本     6通